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のような状態が『快適だ!』と言えるのでしょうか?
何が温熱環境に影響・左右されているのか?
について検討します。人間が肌で感じる温度には気温・湿度・ふく射・気流と・・・4つの要素が影響しています。
夏、気温は同じでも、湿度が高ければ、蒸し暑く不快感を感じますが、湿度が低ければ、過ごしやすくなります。環境工学の研究では、湿度が50%以下ならば、28℃で十分快適ですが、湿度が70%以上になると、23℃以下にしないと、不快に感じる。と言う結果が報告されています。
このように、体感温度には、気温だけでなく、湿度が大きく影響しています。




快適性を考える上で、重要な要素が、ふく射熱の影響です。ふく射とは、物体から物体へ熱が電磁波として伝わる現象をいいます。気温が適温であっても、周りの壁面(天井・壁・床の室内面)の温度が極端に低かったり、高かったりすると、その熱が人体に放射され、寒く感じたり、暑く感じたりします。
気温と周りの壁面温度が違う場合、体感温度はそれぞれの温度の平均値に相当します。

 
同じ気温であっても、そこに風(気流)があると、実際の気温より体感温度は低くなります。
熱いスープに息を吹きかけたり、ハンモックに揺られていると適度な気流が体全体にあたる状態と同じです。
一般に冬は室内に気流の無い状態が望ましく、逆に夏は気流を発生させることで、実際の気温よりも涼しく過ごすことが出来ます。

適な住まいをどのように実現させるか?
限りある予算の中で、何を優先させるべきなのか?について検討します。
同じお金の掛け方でも、その優先順位を誤れば、快適性能に期待出来ないばかりか、本来の住宅計画には、程遠い見栄の産物が生まれてしまいます。

いつまでも安心して暮らすため、地震などの天災から家族を守るため、地盤調査は必ず行う必要があります。
地面の下にある硬い地層が平坦なことは少なく、傾きや凹凸があり、その上に軟弱な地盤がのっていることがあります。
地盤を確認し、時には補強することにより、建物の歪み、不同沈下(傾いた地盤沈下)を未然に防ぐことが必要です。

隙間が多く、断熱不足の従来の木造住宅の構造では、決して快適性能は得られません。
建物の性能を高めるということは、熱の逃げ場所を改良することです。
改良のポイントは床・壁・天井・窓からの熱の逃げを抑える『断熱化』と隙間からの熱の逃げを抑える『気密化』の2つです。



床断熱:スタイローホーム

壁断熱:グラスウール

天井断熱:グラスウール
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